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第51回衆議院議員選挙をうけて代表理事コメント

2026年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院選挙では、高市早苗総裁率いる自民党が、選挙前の議席を大幅に伸ばし、単独で316議席をしめる結果になりました。同性婚に賛成する国会議員の割合は、50%から32%と、初めて大幅減少となりました(2026年2月9日時点・マリフォー国会メーター参照)。結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)については早ければ2026年度中に最高裁判決が見込まれますが、この国会のもとで同性婚法制化に向けた議論が進められていくこととなります。

しかし私たちは、同性婚実現の希望を捨てていません。

それは、これまでも、決して多くはなかった同性婚賛成の議員の数が、着実に増え続けてきたからです。私たちが賛成の国会議員の割合の可視化を始めた2021年10 月には、賛成の国会議員は26%に過ぎませんでした。そこから、全国各地の方々との様々なキャンペーン活動、一対一での多くの議員の面談や大規模な集会などの活動の積み重ねの中で、賛成の議員は倍増し、半数の50%まで達しました。

また、今回の選挙では、これまでになかった新たな動きもありました。SNS上では、特に選挙戦終盤に、「同性婚賛成の候補に投票する」「同性婚を投票を考えるヒントにしたい」など、同性婚について態度や投票の意志を表す多くの投稿が相次ぎました。メディアのニュースや候補者演説では同性婚という言葉が出てくることは多くなかったものの、当事者/アライにかかわらず、多くの有権者が、この選挙で同性婚を大切な社会の課題として考えていることを強く実感できるものでした。

これまで同性婚を力強くサポートしていた多くの議員が今回の選挙では当選がかないませんでした。これはとても残念なことでした。一方で、今回の選挙から同性婚に賛成するようになった議員や同性婚に賛成する初当選の議員もいます。

今後も私たちマリフォーは、地道な国会議員への働きかけや世論喚起などを継続していきます。私たちが訴えてきた同性婚実現への思いや尊厳ある人生を求める当事者たちの切実な願いは、新しい国会でも必ず共感を広げ多数となるはずです。

婚姻の平等は必ず実現します。結婚の平等(同性婚法制化)が実現する日まで、これからもマリフォーは皆さまとともに歩みます。

2026年2月9日

公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に

代表理事 寺原真希子 三輪晃義