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イベント MFAJのお知らせ 愛知訴訟

2023.07.30

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【名古屋】「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 名古屋」に後援。トークショーに登壇しました

マリフォーでは、特定非営利活動法人 カラフルブランケッツが全国各地で主催するイベント「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」を応援しています。

2023年7月29日(金)〜30日(日)の3日間、愛知県名古屋市のナディアパークデザインセンタービル6階 集会室て開催された「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 in 名古屋」を後援させていただきました。

(“世論はもはや78%が同性婚に賛成”の数字を頂点に掲げたレインボーウェディングケーキに入刀するマリフォーくまちゃん)

「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 」は、戸籍上同性であるため法律上の結婚ができないカップルの困りごとや、LGBTQ+カップルの想い、 そして結婚できない状況にあってもできる限り安心して生きるための方法をパネル展示などでわかりやすく紹介する展示会。“同性婚は自分にはまったく関係がない”と思っている人にこそ、自分ごととしてともに考えていただきたいと訴えています。

特定非営利活動法人「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 in 名古屋」のトークショーに登壇した、マリフォーメンバーで「結婚の自由をすべての人に」愛知弁護団の水谷陽子弁護士と、名古屋レインボープライドのみなさん

29日(土)午後に開催されたトークショーでは、カラフルブランケッツの井上ひとみさん・瓜本淳子さんをはじめ、名古屋レインボープライドの樹梨杏さん、ライラ・グレイルさん、後藤(王子)さんらとともに、マリフォーメンバーで「結婚の自由をすべての人に」水谷陽子弁護士(写真前列右)が登壇。

特定非営利活動法人「私たちだって“いいふうふ”になりたい展 in 名古屋」のトークショーに登壇した、マリフォーメンバーで「結婚の自由をすべての人に」愛知弁護団の水谷陽子弁護士と、名古屋レインボープライドのみなさん

(左から:樹梨杏さん、水谷弁護士、ライラさん、後藤さん

水谷弁護士からは、5月30日(火)に違憲判決を勝ち取った「結婚の自由をすべての人に」訴訟 名古屋地裁判決について解説。直後に開催された6月3日(土)の名古屋レインボープライドについて実行委員メンバーとともに振り返りつつ、判決結果をお互いに喜び合ったこと、判決直後に裁判所前でマスコミ陣にお披露目した“違憲判決”フラッグをマリフォーブースに掲げていたら、記念撮影を求める人が大勢いらしてくださったことなどをお話しししました。「『結婚の自由をすべての人に』訴訟を応援してくれる仲間が大勢いらっしゃることを実感し、とてもうれしかった」と水谷弁護士。

(カラフルブランケッツ公式キャラクター・ブランちゃんの案内で、伊藤正臣先生直筆の色紙を眺めるマリフォーくまちゃん)

また、ゲイカップルの日常を描いた漫画「ふたりでおかしな休日を」作者の伊藤正臣先生も来場。トークショーでは、「結婚の自由をすべての人に」愛知訴訟控訴人の大野利政さん・鷹見彰一さんカップルが登場するエピソードや、主人公カップルが名古屋レインボープライドに参加するエピソードがあったことも話題となりました。

会場には、来場者からの直筆メッセージをポストイットで掲示するウォールスペースも。「マリフォーくまちゃんに促されてペンをとる伊藤先生や、子どもたちを含む来場者の姿が印象的だった」と水谷弁護士。たくさんの同性カップルの素敵な写真に囲まれながら大勢の方に心を寄せていただき心強く感じるとともに、このような展示会をきっかけに、同性カップルというだけで現状の婚姻制度にアクセスできない不利益を、もっと多くの人に知ってもらう必要があると痛感したそう。


「結婚の自由をすべての人に」愛知訴訟の名古屋地裁判決は、法律上同性のカップルの暮らしや法律婚制度を使えず生じる不利益に真摯に向き合っていて、素晴らしい内容も盛りだくさんでした。でも、どうしてもさらに前進すべき課題があり、控訴審をたたかうことに。

8月10日(木)、愛知弁護団は控訴理由書を提出しました。なぜ高等裁判所での審理し直しを求めるのか、地裁判決のどこをなぜ直すべきなのかを説明する書類です。国が反論書面を準備する期間をおいて、秋に第1回期日が入る予定です。日時が決定次第、愛知弁護団の公式X(旧Twitter)アカウントおよび当サイトにてお知らせしますので、ぜひ傍聴で応援してください!

 


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