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ボランティア・インターン インターン紹介
2023.04.04
インターン紹介!! 石井萌絵さん
インターンのご紹介、第9弾です！！
こんにちは！
マリフォーで2021年10月より学生インターンをしております、石井萌絵（いしいもえ）と申します。
普段は都内の法学部に通っています。
趣味は映画鑑賞や読書で、最近のおすすめは映画なら「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、小説なら「カルカッタの殺人」シリーズです！
後者は歴史小説としてもミステリーとしても楽しめるシリーズで、5巻まで一気読みしてしまいました。
大学ではロシア語を勉強しています。それとは別に、数ヶ月前にRRRという映画を観てから、趣味の範囲で製作言語のテルグ語の勉強を始めました。また、以前偶然会ったパキスタンの方とルミの話をして以来、少しずつですがウルドゥー語も勉強を続けています。
＜インターンのきっかけ＞
高校時代に、自分がシスジェンダー・ヘテロセクシュアルではないことに薄々気づき始めました。同時期にLGBTQ+の登場人物やテーマを扱う小説や映画に積極的に手を伸ばし始め、様々な物語に触れるにつれてLGBTQ+の権利活動や歴史などについて調べるようになりました。その中で最初に触れたのが各国の同性婚の可否についてでした。先進国といえる国でありながら、LGBTQ＋の権利に関する法整備の面で日本がとっている遅れの大きさに驚いたとともに、何らかの形で日本の現状を変える力になりたいという思いを持つようになりました。
「結婚の自由をすべての人に」訴訟については、2019年2月に提訴のニュースを見たのを鮮明に覚えています。2015年6月のオーバーグフェル判決の時の動画をYoutubeで観たりしていたのもあり、「ついに日本でも」と胸が熱くなったのと同時に、自分もLGBTQ＋の権利向上に携わりたいという思いが一層強くなりました。
高校から大学入学後にかけてイベントや勉強会の企画や参加といった形でいくつかLGBTQ＋関連の活動に関わる中で、意識向上や周りに知識を広めることの重要性を理解すると同時に、それだけでは変えられない構造的な差別があることに気付きました。「結婚の自由をすべての人に」裁判の札幌地裁判決のニュースに、枠組みのレベルでの変化を起こすために闘っている方々の存在に改めて感動し、その現場にいたいと考えるようになりました。
マリフォーについて調べた流れでインターンをしている学生がいるということを紹介記事から知り、応募するに至りました。
＜マリフォーでの活動内容＞
当初はロビー活動などを主とするアドボカシーチームに所属していたのですが、現在はチームを問わず日英・英日翻訳やデザインの案件を通して、リモートで活動のお手伝いをしています。
加えて、学生インターンを中心とした東京レインボープライド(TRP)でのブース運営などを始め、時々イベントの準備等にも関わったりしています。
（TRP2022のブース設営・運営を行ってくださったインターンの皆さんの写真）
＜マリフォーインターンの魅力＞
あらゆる意味で柔軟性がある環境であること、現場の様子を肌で感じられることの二点が私にとって最大の魅力です。
先ほど書いたように、私は当初アドボカシーチームに所属していましたが、現在は特定のチームではなくプロジェクトや案件単位での活動という形で参加しています。
地理的な制約からあまり思うように活動できず、何度か相談させていただいたり、案件を重ねたりする中で今の形に辿り着きました。相談の際もプロジェクトの中でも、常に個人として意見やアイデアを出すことが推奨される、とてもオープンで柔軟な環境であると感じました。
個人の能力を活かし、さまざまな挑戦ができることが非常に大きなメリットです。
今まで、様々なチームの方と会議に出たり作業をお手伝いする機会がありました。各業界の最前線で活動される方々の議論を直接聞き、想像もしていなかった現場の課題や解決策について知る機会になりました。
更に、TRPや通訳として同席したミーティングの場で当事者やLGBTQ+の権利活動に長年携わってこられた方とお会いする中で伺った活動のメソッドや経験についてのお話は、非常に有意義な学びとなりました。
インターンとして出会う方々や活動を通して、社会を変えることに伴う数えきれない話し合いや地道さを目にし、背筋が伸びる思いです。様々な学びを得られる、とても刺激的な環境だと感じています。
石井さんは、語学のみならずものすごい勉強家で知識の泉のような方であり、博覧強記とはまさにこのような方のことをいうのだろうと思わせられます。中の人も、わからないことがあれば石井さんに聞けばわかると勝手に思っています。
しかも、デザインセンスやスキルも抜群で、いつも本当にお世話になっています！
これからもよろしくお願いします🥰