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東京訴訟 裁判情報

2021.12.20

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【東京・2次訴訟】第3回期日報告!

「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟弁護団より、12月16日に開かれた東京第2次訴訟第3回期日と、その後の期日報告会の様子ついて、以下のとおりご報告をいただきました!


「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟(第2次)

第3回口頭弁論期日報告

 

「結婚の自由をすべての人に」東京訴訟(第2次・2021年3月26日提訴)の第3回口頭弁論期日が行われましたので、ご報告いたします。

 

日 時:2021年12月16日 10時00分から10時30分

場 所:東京地方裁判所103号法廷

裁判官:飛澤知行裁判長、金田健児裁判官、三塚祐太郎裁判官(民事44部甲合議1A係)

出 席:原告7名 原告代理人19名  被告代理人3名

 

(裁判所に入廷する原告と弁護団のみなさん)

 

【第3回弁論期日の内容】

1.各書面提出

前回の期日から今回の期日の間に、原告らは、一橋さんの意見陳述要旨を提出し、被告は、被告第2準備書面・証拠説明書・乙1~27号証を提出しました。

 

2.本期日におけるやり取りの概要

前回期日から裁判体の構成に変更があったため、弁論の更新がされました。

続いて、被告から被告第2準備書面が陳述されました。また、原告らは、被告第2準備書面において、「同性愛者」という言葉が法律上の性別を基準に定義づけられていることの問題点を指摘し、次回進行協議期日で原告らの問題意識を口頭で共有するとともに、改めて書面でも申入れを行う予定であると述べました。

 

3.原告の意見陳述

本期日では、原告の一橋さんから、トランスジェンダー男性として、直面している困難と、本訴訟で裁判所に求めることをお話ししていただきました。

一橋さんの意見陳述の内容はこちら

 

4.その他のやり取り/次回期日までの準備事項

裁判所は、原告らに対し、憲法13条の主張について、原告らは憲法24条1項の解釈根拠としてのみ主張しているという理解で良いのか、それとも憲法13条単体で違憲の根拠として主張しているのかを明確にしてほしいと述べました。

また、裁判所は、原告らに対し、憲法24条2項違反の主張について、判例の判断枠組みに沿う形での主張をするかも明確にしてほしいと述べました。

これらの点について、原告らは、検討の上、次回期日までに対応すると述べました。

 

5.今後の予定

裁判所から、今後の審理の進行予定として、以下の2つの期日が指定されました。

①2021年12月24日  進行協議期日(非公開の手続・傍聴不可)

②2022年3月24日 10時30分~ 第4回口頭弁論期日(正式決定)

 

【オンライン期日報告会】

YouTubeにてオンライン期日報告会を実施し、生配信をしました(アーカイブあり)。

日 時:2021年12月16日 19時~

登壇者:(原告)一橋さん、ケイさん、福田さん、藤井さん、山縣さん、小野さん(一次原告)、西川さん(一次原告)、(原告代理人)寺原弁護士、油原弁護士、北條弁護士

配信URL:

 

 

 

 

 

 

 

 


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