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最新情報

レポート 国会関係 マリフォー国会

2019.12.14

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【連載】「マリフォー国会 – 同性婚を伝えよう」⑤国会議員メッセージ(2)

出席した国会議員からの激励メッセージが続きます。

国会議員スピーチ2

正確な記録に基づいて、ご登場順に発言を紹介していきます。ただし、読みやすくするため、重複箇所を省略し、語句の統一などの修正をした上で、議員と当事者のスピーチを分けて並べました。無所属の方につきましては、会派所属がある場合は会派も掲載しています。(党名、所属などは、2019年11月19時点)

 

玉木雄一郎議員

玉木雄一郎衆議院議員(国民民主党代表)

党内で、同性婚を認めるかどうかについては最終的な結論は出ていませんが、私は代表として、認めるべきだと思っていますので、その方向で党内の結論をまとめていきたいと申し上げます。

生きづらさを感じることなく、みんなが幸せを追い求めることができる、そんな当たり前の世界を作っていきたいと思いますので、力を合わせてがんばっていきましょう。


逢坂誠二議員

逢坂誠二衆議院議員(立憲民主党)

※公式表記では「逢」は「 辶 」(しんにょう)の点が1つ

我が党の基本的な考え方は、多様性を認め合う社会をどう作るかです。人間はひとりひとりそれぞれ違っています。その違いをしっかり認め合って、多様性をバネにして、力強い社会を作っていきたい。そうした考えのもとに今年6月、同性婚を認める法案を、社民党、共産党と共に国会に提出しています。残念ながらまだ与党の皆さんからは議論に同意をいただいていませんが、実現に向けてがんばってまいります。


佐藤英道議員

佐藤英道衆議院議員(公明党)

私の選挙区は北海道でございまして、レインボーマーチ札幌では私も前に立って皆さまといっしょに歩かせていただきました。北海道議会でも初めて、LGBTの問題について取り上げさせていただきました。今日は全国各地からお越しの皆さまにご挨拶をさせていただきたいと思ってまいりました。これからもよろしくお願いいたします。


齋藤健議員

齋藤健衆議院議員(自由民主党)

こういう仕事をしていますと、実にいろんな方とお知り合いになる機会があります。私はこういう多様性のある社会のなかで、どれだけ相手の立場に立って考えることができるかというのが、社会の進歩なんじゃないかと思っております。制度ができるだけではだめで、こういう運動でどれだけ盛り上げて理解を深めていくか、というのが極めて大事だと改めて思ったところです。今日は、高校の同級生であります永野靖先生(「結婚の自由をすべての人に」訴訟弁護団員)、中川重徳先生(同)からぜひ参加をと言われて来ました。このふたりとは本当に長い付き合いですが、ふたりがやっていることは間違いないと思っておりますので、一生懸命がんばってまいります。 


大河原雅子議員

大河原雅子衆議院議員(立憲民主党)

党のなかではジェンダー平等推進本部長として活動しております。すべての人に結婚の自由と平等を実現する。今、世界中で、このことについて多くの方たちが努力をし、活動しています。日本でも愛し合うふたりがこれまで受けてきた差別や不利益、同性同士だというだけで不利益を被ってきたこの長い歴史に終止符を打たなければならないと思っております。

政治家として共に戦ってまいります。いっしょに勝ち取りましょう。


小川淳也議員

小川淳也衆議院議員(無所属、立憲民主党・無所属フォーラム)

皆さまの戦い、しんどいと思います。やっぱり、時代を変えていく、特に既成概念を変えていくのは並大抵の戦いではないと思います。摩擦熱が生まれる。この赤いユニフォーム、さくらジャパンを思わせるようなワンチームの統一感、連帯感、すごく出ていると思います。

まさに皆さんの戦いは、自身のためであると同時にみんなの戦いだと思います。

ワンフォーオール、オールフォーワン、これだけ応援団がいますから、いっしょに戦いましょう。


尾辻かな子議員3

尾辻かな子衆議院議員(立憲民主党)

お疲れさまでございます。私、今日、ちょっと感無量で……。

レズビアンの国会議員として、私自身はもう20年ぐらい前から活動をしてきました。今日はその仲間たちが議員会館で、こうして顔を見せて、自分たちの権利のために立ち上がっている。こちらの席から皆さんひとりひとりの顔を見たときに、ついにここまで来たんだ、と。

こちらには超党派の国会議員の仲間がこれだけいらっしゃって、いっしょにこの問題を考えて変えていこうとしてくれている。

2019年は2月14日に訴訟が起こり、そして6月3日に野党3党で法案が提出され、今日11月19日はこの議員会館から新たな運動をスタートする、そんな日になると思います。

力を合わせて、この日本でも結婚の平等を勝ち取りましょう。


田名部匡代議員

田名部匡代参議院議員(国民民主党)

尾辻さんのもらい泣きしちゃって……。たくさんの皆さんがお集まりになられて、集会が盛大に開催されたこと、感謝を申し上げたいと思います。

青森でいつもお世話になっている友人がふたり参加しているのですが、人として生まれて誰を好きになり、誰と人生を歩んでゆくか、そのそれぞれの選択が自由で、みんなに認められて、尊厳を保ち、生きていける。

そんな当たり前の社会を、皆さんといっしょに作っていきたい、確実な一歩を踏み出していきたいと思っております。


堀越啓仁議員

堀越啓仁衆議院議員(立憲民主党)

当選させていただいて一期目の新人ですが、天台宗の僧侶として30年間生きてまいりまして、作業療法士としての仕事を現場で12年間おこなってきました。その2点からしても、その人がその人らしく生きられる、そういう社会を作りたいという思いで、国会のなかで戦っています。

婚姻の平等というのは認めるべきですし、6月に婚姻平等法案を提出していますが、国民の皆さまから「なんでそんなことをしているんだ」という声なんてひとつも上がってこないわけですよ。であるならば、古い慣例慣習のもと、それを議論しないのではなく、しっかりと前向きに議論していくことが何より必要なことだと考えています。

国会議員として、アライとしても成立に向けて全力でがんばっていきたいと思います。


清水忠史議員

清水忠史衆議院議員(日本共産党)

共産党もジェンダー平等推進委員会を立ち上げました。私と伊藤岳がLGBT/SOGIの担当ということで、いろいろ学ばせてもらっております。同性婚が認められないというのは、寡婦/寡夫控除、配偶者控除など、税制上の不都合があることに併せ、さきほどからお話にありますように、パートナーが入院したときに保証人になれない等、さまざまな不利益があります。パートナーシップ制度も各自治体に広がりつつあるんですが、その地域に暮らしていないとだめだとか、法律的な担保がされないとか、不十分です。

皆さんが訴訟で立ち上がられたこと、勇気づけられております。

憲法24条につきましては両性の平等が謳われております。「両性の合意のみに基づいて」と書かれていることをとらまえて、古いステレオタイプな考え方で物を言う方々は「両性と書いてあるから男女なんだ、憲法上だめなんだ」と言いますが、決してそうではありません。戦前は親とか親戚とか社会の許しがなければ本人の希望だけでは結婚できない時代でした。今の憲法はそのようなことを規定しておりません。

24条をもって同性婚が否定されていると考えておりませんし、13条は幸福追求権を認めているわけですから、同性婚を認めるために私たちが法律を作っていかなければと思っています。

職場や教育現場でもっともっとLGBT/SOGIの理解を促進していくことも大事だと思います。やっぱりなかなか理解を示さない、反対している人は、知らないことや理解できないことへの怖さからだと思うんですね。

私の妻の両親はバリバリの自民党のファンでして、共産党の私が結婚の申し込みに行ったときには大反対されたんです。私という本人を見てほしいと、妻も両親を説得してくれまして、お付き合いをしていくなかで、共産党でもいいじゃないか、本人が大事だということで、最終的には共産党のファンになっていただき、変わるもんだな、固定的に見るのではあかんなと思いました。

法律を作るのは、私たち国会議員の役割です。皆さんの勇気ある声をしっかりと受け止めて、超党派で、これは自民党の皆さんも賛成していただかないとできないことですし、LGBT議連も超党派でやらせてもらっています。明るく楽しくこの問題、実らせるためにがんばっていきたいと思います。

 

text:萩原まみ photo:谷山廣


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