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レポート イベント MFAJのお知らせ

2019.06.26

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テンプル大学での公開セミナーに登壇いたしました!

6月20日(火)、テンプル大学(東京)で開かれた公開セミナー「Marriage Equality in Asia and the Business Case for Equal Marriage」に、MarriageForAllJapanの共同代表であり弁護士の寺原真希子が登壇しました!

寺原とともに、LLANアレキサンダー・ドミトレンコ弁護士藤田直介弁護士が登壇され、それぞれ、カナダで同性婚が実現された経緯や、同性婚と企業の関わり等についてお話しされました。

(向かって左が藤田弁護士、右がアレキサンダー弁護士、写真中央が寺原)

寺原は、自身が東京訴訟弁護団共同代長を務める「結婚の自由をすべての人に」訴訟の概要とMFAJのキャンペーン活動について、講演しました。

具体的には、まず、憲法は同性婚を禁止しておらず、むしろ同性婚を認めていない現在の法制度が憲法(14条、24条1項)に反することをお話しました。

また、結婚できないことによって同性カップルが受けている重大な不利益(相続・在留・医療同意・親子関係など)は自治体で採用されている同性パートナーシップ制度でカバーすることができないことや、子どもを持つことは結婚の条件(前提)になっておらず、生殖可能性がないことを理由に同性婚を認めないとすることは論理的でないことなど、同性婚をめぐって議論されることがあるポイントについてもご説明しました。

さらに、MFAJが、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の支援にとどまらず、「しゃべろう同性婚」などの対話型イベントや、同性カップルの状況を広く知っていただくための動画制作、議員に対するロビイング、社会調査など、同性婚(婚姻の平等)の実現へ向けて、様々なキャンペーンを行っていることをご紹介しました。

質疑応答の際には、参加者より、「海外と異なり、日本は宗教色が強いとは言えないのに、どうしていまだに同性婚が実現されていないのか?」「同性婚実現のために自分たちができることは何か?」など、同性婚の実現へ向けた多くのご質問やご意見が寄せられ、講演終了後もたくさんの応援のお声を頂きました。
参加者の皆さまの熱気に触れ、私たちとしても、刺激を受ける機会となりました。ご参加下さった皆さま、ありがとうございました!

今後も、講演などの情報はHP、twitter、facebookでお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。


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