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2019.06.21

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CRAZY WEDDINGさんのイベントで登壇しました!

6月17日(月)夜、CRAZY WEDDINGさん主催のイベント「CEREBRATION WEEK for all」に、MarriageForAllJapan(MFAJ)の代表であり弁護士の寺原真希子がゲスト参加してきました!

 

イベントでは、まず女性カップルのMikiさんとKanaさんの公開挙式が執り行なわれました。お2人の誓いの言葉に、会場のあちこちからすすり泣きの声が…。

(感動の挙式の様子についてはコチラからもご覧いただけます)

 

挙式の後は、CRAZY WEDDING創業者の山川咲さん、元BuzzFeedJapan編集長の古田大輔さん(ファシリテーター)、一般社団法人fairの松岡宗嗣さんと寺原の4人でトークセッション!

 

ゲイであることをオープンにしている松岡宗嗣さんは、「自分が結婚できると思っていなかったし、結婚するなんてことは全く想定していなかったが、少しずつ現実味が増してきている。同性カップルの一方が病気になった場合の手術同意・面会といった問題や、相続というとても大きな問題もある。精神的な安定を得るためにも、やっぱり同性婚が選択できることは必要だと思う」と、当事者として同性婚に対する率直な想いを述べられました。

 

寺原は、同性婚を実現すべき理由として、「結婚には多くの権利や利益が結びついていて、異性愛者だけがそのメリットを受けることができるのは不公平。同性カップルは、結婚という選択肢がないことで、そのようなメリットを享受できないだけでなく、カップルとしての社会的承認も得にくく、個人の尊厳が侵害されている」と説明しました。

 

また、寺原は、自身が同性婚キャンペーンの代表を務めていることについて、「異性愛者でシスジェンダーである私が同性婚訴訟やキャンペーンの代表をしていることには一定の意義があると考えている。私は性自認や性的指向という面からはマジョリティーかもしれないけど、女性という意味では社会的マイノリティーだし、社会的マイノリティーにカテゴライズされない人でも、例えば親の介護だとか、自分の健康に不安があるなど、人はそれぞれ事情を抱えていて、個々人の事情に応じた生き方を許容する社会を必要としている。そういう意味で、同性婚の話は、日本が個々人の事情に応じた生き方を許容し尊重する社会へ移行していけるかの一つの試金石でもある。同性婚について、是非、他人事ではなく自分事として、考えてみて欲しい」と話しました。

その上で、最後に、寺原より、「私には小学生の息子が2人いるが、1年くらい前に長男が『男同士って結婚できないの?』と聞いてきたので、『今はできないけど、ママが裁判で勝ってできるようにするから、性別と関係なく、好きな人を好きでいていいんだよ』と答えた。この約束を守るためにも、同性婚を必ず実現させます!」と述べて、トークセッションは終了しました。

(寺原の同性婚に対する想いはコチラからもご覧いただけます(署名にもぜひご協力ください!))

 

CRAZY WEDDINGさんでは、同性婚が日本で実現されるまで、毎年このようなイベントを開催されるそうです。みんなで応援しましょう!

 

日本全国で同性カップルの挙式ができるようになる日まで、MFAJは走り続けます!

 

(前列左から2番目が山川咲さん、そこから右へ順にMikiさん、Kanaさん。前列右から2番目が寺原。後列の一番左が古田大輔さん、その右が松岡宗嗣さん。)


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