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愛知訴訟 裁判情報

2020.09.09

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【愛知訴訟】第6回期日報告!

●「結婚の自由をすべての人に」愛知訴訟第6回期日報告

 

日 時:2020年9月8日13時30分

場 所:名古屋地方裁判所 第1号法廷

裁判官:吉田彩裁判長 植村一仁裁判官 藤本理裁判官

内 容:

1.  被告第3準備書面の提出

被告(国)から第3準備書面が提出されました。

 

2. 原告(鷹見さん)の意見陳述

担当裁判官(裁判長)が交替したことに伴い、原告の鷹見さんが改めて裁判に対する意見を陳述しました。

 

3. 進行の確認

裁判長から、原告側(私たち)に対し、今回の被告の主張に対する反論の予定について確認がありました。

これに対し、原告側は、年内には反論を出すと回答し、2020年12月25日までに、原告側が反論の書面を出すことになりました。

それに加えて、原告側は、原告提出の専門家意見書に基づく主張書面と、これまでの社会情勢の変化に関する主張書面も、12月25日までに提出することになりました。

 

また、原告側が提出した証拠のうち、英文の証拠については、次回期日までに英訳文を提出することになりました。

憲法24条1項に関する専門家意見書については、9月末を目処に、あと1通提出することとしました。

 

なお、今回裁判で提出された書類は、Call4の「結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)」で公開されているのでご覧ください。

 

4. 次回の裁判の日程調整

次回期日

2021年1月15日(金)午後1時30分(第7回口頭弁論) 

名古屋地方裁判所 第1号法廷

 

名古屋地方裁判所の第1号法廷は、名古屋の裁判所で一番大きな法廷です。

ただ、第6回口頭弁論期日でも新型コロナウィルス感染防止のため、傍聴席が間引かれて、傍聴人同士が接近しないように配慮されていました。次回も、同様の措置がされる予定です。


期日報告会

 

期日後、同じ日の午後8時に、WEB報告会が開催されました。

 

 

まず、弁護団の堀江哲史弁護士から、裁判の概要、これまでの裁判の経緯、原告の主張の内容、被告の反論の内容などについて説明がありました。

また、弁護団の砂原薫弁護士から、今回の裁判の概要、今後の裁判の進行予定などについて説明がありました。

 

裁判を傍聴した中京大学の風間孝教授からも、感想をいただきました。

風間教授からは、教授が裁判のために作成した専門家意見書についても、コメントをいただきました。

 

その後、ゲストのライラ・グレイルさん(NRP代表)やsamanthaさん(NSM+メンバー)、あやのさん(同メンバー)、樹梨杏さん(同メンバー)から寄せられた質問についての質疑応答も行われました。

結婚制度と養子縁組・パートナーシップ制度とは何が違うのか、同性婚が認められるようになったら戸籍や法律から「夫」「妻」という表現はなくなるのか、これから同性婚実現のために何ができるのか、などの質問をいただき、活発な意見交換が行われました。

 

報告会はYoutubeのアーカイブ動画となっていますので、ぜひご覧ください。

 

また、次回以降も、期日報告会は開催いたしますので、今回参加できなかった方も、ぜひご参加ください!


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